Chris Meigh‐Andrewsによるプレゼンテーション

10月6日に東京国立近代美術館フィルムセンター会議室で行われたプレゼンテーションのご報告です。

Chris Meigh=Andrews(クリス・メイ=アンドリュース) 氏は、映像作家/メディアアーティスト/研究者/キュレーターであり、現在、イギリスのセントラル・ランカシャー大学(Electronic & Digital Art担当)教授として教鞭をとっています。『A History of Video Art: The Development of Form and Function』を2006年に出版し、今回「日本の初期ビデオアート」の状況をリサーチするために来日されたこの機会に、映像表現研究会にお招きし、ご自身の作品のプレゼンテーションをお願い致しました。
まず最初に現在進行形のパブリックアートとして委嘱され、ネットでも見ることができるパノラミックなイメージをもつメディアアート作品を紹介され、その後、70年末から80年代後半までの代表的なテープ作品を、そして90年代からはインスタレーション作品を中心に制作されてきた流れを解説されました。来場者の中には、アンドリュース氏の今回の来日の目的でもあり、東京でインタビューが予定されていた坂根巌夫氏(IAMAS名誉学長・元朝日新聞記者)とマイケル・ゴールドバーグ氏(映像プロダクション・ディレクター)の顔も見られました。
通訳は、ビデオ作家の河合政之氏にお願い致しました。あらためて、ありがとうございました。
<伊奈>